映画、ドラマ、マンガ、アニメなど語るブログ

超個人的見解で様々な作品を語ります

The First Slam Dunkの声優交代で思うこと

11月4日にやっと映画スラムダンクのキャスティングと主題歌が発表されました。
2月のブログで予想した通り、声優と主題歌は全部一新されましたね。

で、これがまた大きな炎上となりました。
特典付きの期間限定のムビチケを販売しきった後でのキャスティング発表は許せないとか。
あの時の青春を返せ!とか。

まあ、みんな言いたい放題で、気持ちがわからなくはないですが、皆んな「アニメ」のスラムダンクファンなんだなぁって改めて思いました。

ドラゴンボールシティハンターなど声優を変えず長年アニメを作っている作品と比較される投稿も頻繁に見受けられました。
私個人からすると、それらの作品とスラムダンクは全く色が異なる作品なのになぁって思うのですが、多くの人はそれらと同じに考えてしまうんでしょうね。

例えば多くのマンガは電子書籍化されてるけどスラムダンクは紙媒体しか流通されていないとか。
インターハイ以降のエピソードが原作終了後もアニメ化されない。

など。

井上雄彦先生は他のマンガ家とは違うということをわかっている人とわからない人で大きく評価が異なるんだろうなって思いました。

まあ公開前は若干炎上あったとしても公開後はきっと評価されていると思います。

映画「スラムダンク」を大胆に予想する!

映画館でポスター発見。

f:id:finemine:20220216174434j:plain
映画館で見つけたポスター

まだまだ公開は先ですが、それでも今年公開ということで非常にワクワクしております。
何と言っても今年一番期待の映画であることは間違いありません。

まだまだ情報はほとんどと言っていいほど開示されていませんが、このポスターを見て思ったことについて大胆な予想を立ててみたいと思います。

井上雄彦先生自ら監督

ポスター見て初めて知りました。井上先生自ら監督するんですね。
いや待て、マンガ家自らが監督となって自分の作品をアニメ映画にするって他に誰かいるのか?
と考えてみました。

マンガ家自ら監督するケース

一番最初に思い浮かぶのはもちろん。

大友克洋監督 AKIRA

初監督作品でありながら、ここまでクオリティの高いアニメを作り上げたのは、もう後世まで歴史に残る作品であることは間違いありません。
そして、2020年の東京オリンピックの予想までドンピシャで近年も再び盛り上がってますね、

モンキーパンチ監督 ルパン三世 DEAD or ALIVE

次に思い浮かんだのはこの作品ですね。
それまでと違う、更なるハードボイルドなルパンの映画。未だ記憶に残っております。

安彦良和監督 アリオン

先の2人しか記憶になかったんですが、調べると出てきますね。
ただ安彦監督の場合は、もともとアニメーターですでにクラッシャージョウで監督経験もありますから。
上の2人とはちょっとジャンルが異なるかと。

宮崎駿監督 風の谷のナウシカ

これも言うまでもなく安彦監督と同じですね。
アニメ監督として描いたマンガがアニメになったということなので、先の2人とは異なりますね。


こう並べると大友克洋、モンキーパンチの両先生が自作品を自ら監督したマンガ家として挙げられるけど、やはり王道は大友克洋先生だと思っています。

ルパン三世については、それまでテレビ版、劇場版とアニメを作るテンプレートが完成されていましたから。
素人ながらも、アキラと比べるとかなりハードルは低かったんではないかと思います。

そして、今後この大友克洋先生と肩を並べるのではないかと予想される井上雄彦先生の映画「スラムダンク」。

え?スラムダンクもアニメになったからテンプレートあるでしょ?
って声はあるかも知れませんが、井上先生はそのテンプレートは完全に捨てると思っています。(まあ30年近く前のアニメを引き継ぐとは思えないですし・・・。)


さて、映画本編の内容はどうなるのか、ここから本題に入って予想していきたいと思います。

キャストは総入れ替え

ファンとしてはアニメ版のキャストをそのまま引き継いで欲しいという声も大きいのではないかと思います。
しかし、ここは完全に裏切られると予想しています。

このキャスト総入れ替えを大胆に予想する理由を述べていきますね。

声優陣の高齢化

誰もが知ってると思いますが、テレビアニメの放送は30年近く前ですから。声優陣は若くても50歳は超えています。
50オーバーが高校生を演じるのは無理があるかなと思っています。もちろん違和感なく演じる方もいらっしゃるかと思いますが、ここは思い切って全員入れ替えかなと予想しています。

旧アニメ版のイメージを捨てさせる

まあ私個人が勝手に思っていることですが、井上先生はアニメ版スラムダンクに対して否定的なんじゃないですかね。
連載終わって一息ついた時にテレビアニメ化されていない原作のエピソードをアニメ化する話は当然出ていたと思うんですよね。
でも今の今までそれが実現しなかった。
それはやっぱりアニメに対して否定的だったと想像してしまうんですよね。特に山王戦の画力は凄まじいものでした。
あれをプロといえども他人のアニメーターに描いてほしくないって気持ちが大きかったんじゃないですかね。
そう考えると旧アニメ版のイメージを全部捨て去って、新たなスラムダンクを作る大きな決意を持って挑んでるんじゃないかと予想しています。
なのでこれまでのOP、EDの曲も一切使われないと思っています。

映画はオリジナルストーリー

これはポスターからもオリジナルになるんではないかという予想が多数のファンからも声が上がっていますよね。
私も同じくオリジナルストーリーになると予想しています。

これもまた理由の述べますね。

ポスターが原作と結びつかない

この2人のグータッチと「ただ、負けたくなかった。」のセリフから思いつく原作のシーンが思いつかないんですよね。
片方が赤いリストバンド付けてるんですけど、原作の中でリストバンド付けてるのは誰だ??みたいな話も色々と挙がっていますが、
もうこれはオリジナルストーリーなので花道である可能性もあると踏んでます。
そしたら、もう一人は誰?ってなるんですが、拳の大きさが大小見分けつくように描かれてるところから、ひょっとして晴子さんかな?
と思ったりします。
ここは劇場公開まで真相がわからないかもですね、

過去は振り返らない

これもまた私自身の勝手な思い込みですが、原作のスラムダンクはすでに完成された作品だと井上先生は思ってるんじゃないかと。
完成品を新たにアニメとして作り直しても、それ以上の作品ができるはずがない。
いや、比べるのもおかしい。映画で作るスラムダンクは第2部になると。
そう考えてるんじゃないかと思うんですよね。
想像なんですけど、きっとNHKのプロフェッショナルのスタッフが今まさしく井上先生に密着取材しているんじゃないかと思っています。
劇場公開に合わせてNHKのプロフェッショナルできっと井上先生が劇場版を作るにあたっての気持ちを語ってくれると信じています。

とにかく映像は革新的なものになる

これは凄く期待しているところでもあります。
井上先生の画力が凄いのは皆さんご存知であるかと思います。この画力がアニメになってもちゃんと引き継いでいないとアニメ化する意味が無いと思っています。
これまでのセルアニメ風とも、もちろん動きに違和感ありありのCGになるとも思いません。
高畑監督の「かぐや姫の物語」のような水彩画っぽい映像、白黒の鉛筆画っぽい映像、色々な手法で表現されるんじゃないかと思っています。
本編の映像は公開ギリギリまで見せないかも知れませんね。
あれだけこだわりの強い井上先生自らが作るアニメ映画なので、あっと驚くような映像になっているに違いありません。


と、とりあえず以上のことを予想してみました。

この予想が見事に当たるのか、それともことごとくハズレるのか劇場公開までの楽しみではあります。

今後も映画「スラムダンク」の新しい情報が発信されれば、それについてブログを綴ってみようと思います。

それでは長文お付き合いどうもありがとうございました。